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40歳サラリーマン投資家 渡邉龍太郎のプロフィール:
80万円の自己資本を元手に毎月5万円のお小遣いを稼ぐために2年前に株式取引を開始しました。
仕事や家庭があるなかで、効率的に運用するノウハウを提供。



「日経先物の仕掛けに気をつけよう」

今年は、1月はライブドアショックで大きく株式市場は調整しましたが、2月も大きく調整しました。1月の株価調整よりも2月の株価調整で大きな損失を出した人も多いのではないかと思います。かくいう私も、1月のライブドアショックでは無傷でしたが、2月には若干の損失を出しました。

2月の株価下落の主因は、ヘッジファンドの日経先物売り仕掛けです。日経先物市場の売買代金は、大阪証券取引所とシンガポール取引所を合計すると2兆円程度になります。東証1部の売買代金が2〜3兆円程度ですから、かなり市場規模が大きいということが分かります。日経平均は、短期的には日経平均先物が主導して上昇・下落することが多くなっています。日経平均先物市場では、ヘッジファンド等の機関投資家が、いつも激しく売買しています。私も詳しいメカニズムは分かりませんが、この日経平均先物の動きが日本の株式市場に大きく影響を与えています。

日経平均は2月7日・8日に16,700円台をつけた後、大規模な先物売り仕掛けが行われました。ある外国証券経由で、一部のヘッジファンドが仕掛けたものと思われます。結局、この先物売りが継続的に行われた結果、日経平均は2月20日には15,400円台まで下がり一時的に75日線を割り込みました。

この間、新興市場は大きく下落しました。東証マザーズ、ヘラクレス市場の銘柄の中には1月の高値から半値まで下がったものも少なくありませんでした。 日本の株式市場には、相場全体に揺さぶりをかけることができる強大な海外のヘッジファンドが参加しています。年に1回程度は、今年の2月にあったような大規模な先物売り仕掛けが行われています。このような時に安易に株のトレードを行うと、大きな損失を出すことになってしまいます。

株は個別の銘柄だけを見ていては勝てません。相場全体の地合を考えることが非常に大切です。株式市場全体の地合が急速に悪化するときがありますが、そのような場合には日経先物の動きに注意してください。意図的に先物売りを仕掛けられて地合が悪化している場合があるからです。ある人は、「相場は相場を創っている人に聞け」ということを言っています。一部のヘッジファンドが意図的に株式市場全体に揺さぶりをかけることがあるという事実を知っておいてもらいたいと思います。